盛岡以北は田沢湖線の線路を走るミニ新幹線区間のため、在来線の駅のホームに新幹線が停まる方式。
武家屋敷がある内町は新緑が生い茂っており、クラシカルな武家屋敷と合わさった景色が美しかった!
1.石黒家
仙北市指定史跡。角館の武家屋敷では、唯一直系の子孫の方が今も住んでいる屋敷。職員の方から簡単な説明もしていただけた
江戸時代は身分によって、屋敷の中で使える部屋が区切られていて、身分が高い人は畳が交差した部屋を利用できたとのこと
豪雪地帯のため、雪ぞりで雪の中を移動していたらしい
屋敷内には角館の人々が実際に使った道具が展示されていて、どのようにして雪と向き合ったのか想像出来た
2.青柳家
秋田県指定文化財。角館の武家屋敷の中で最大の面積の屋敷。石黒に青柳…?惑星O-50みたいな苗字だ…
重厚な扉がありますが、武器庫になっていて鎧や刀が多数展示されていた
いずれも貴重なので滅多に見られない。
実際に刀や薙刀を持つことが出来、ケースの中に刀身が入っていても重みが両手に伝わった!
解体新書の絵師を務めた小田野直武が青柳家の親戚なので、直武に関する展示もあった。
籠も触ることが出来たけど、1人じゃ重すぎて持ち上げられ無い
カメラやレコードなど青柳家が収集したコレクションも展示されていた
石黒家と青柳家以外にも屋敷や施設が並んでいて風情が良かった
内町の入り口の前のエリア。駅と武家屋敷を繋ぐ導線上に商店街が形成されている。
ローソンもリージョンフォームになっており、和風のデザイン。
角館郵便局も公共建築百選に選ばれるほどの建物。角館は武家屋敷以外にも誇るべき建物が日常に隠れていると感じた。
角館周辺は横手と同じく羽後交通の支配下。本数が壊滅的で、物流のライフラインは自動車に分配が上がっているのを、ひしひしと感じさせるバス停だった
3.外町
江戸時代から商人の集まる町として発展しており、いまでも外町には商店街が形成されていた
安藤醸造では、東北に現存する最古の煉瓦造りの蔵屋敷があり、自由に見学出来た
蔵の中に立派な和室があるのは、初めて見たかもしれない
醤油などに使われる地下水も試飲可能。
食処かくのだて さくら古路さんで親子丼と比内地鶏のウインナーをいただきました!1食2000円のブルジョワランチ。
両方とも美味かった!
JR東日本が羽後交通などと連携しているよぶのる角館という角館市内の施設への有料の配送サービスがあるので、角館に行く際は使ってみてはいかがでしょうか(ダイマ)
帰りの新幹線でかりんとうを食べながら帰宅。