青春18きっぷの消化を兼ねて、仙台からアクセスしやすい秘境に行ってきました
仙台は自然が多い街ですが、目的地はさらに自然豊かな場所です
今回は仙石線に乗車します。
東塩釜駅からは港を一望することが出来ましたが、目的地は次の駅の陸前浜田です
陸前浜田駅到着。こちらは利府市内の駅で、駅前は港に面しています。
利府は仙台のベッドタウンなので、当駅も電車で36分ほどで訪れられる好立地
津波が発生した際に自動で封鎖される陸開もあり、海と共存する工夫が考えられているのを感じた
港には多くの小型船が停泊していた
港の周りには「松が生えている島」が多数ありますが、これが今回訪れる秘境のヒントです
駅に面する幹線道路のトンネルを抜けると、昔の看板の破片が放置されていた。今回訪れる場所が街中と異なると感じる瞬間だった
随分年季が入っているように見えたが、何年前の物なんだ？
崖沿いの道路を歩いた先が目的地。道中、落石注意や動物注意の看板があったのが印象的
到着。こちらが今回訪れる目的地、馬の背です
陸前浜田周辺は松島に近いので、松島のような美しい海や松を見ることが出来るそう。
早速向かってみましょう！
看板の横の坂を下り始めて、数秒後に気づいた。「道が過酷すぎるだろ⁈マジでここ進むのか？」
坂田は勾配がきつく、段差もコンクリではなく木の根を加工して作られているので滑りそうになる
慎重に歩かないと死にますね…
坂を下ってからも人が一人通れるくらいの狭い道を進んでいく。道の段差が激しく、全体的に下り坂みたいになっていた。黄金伝説とかDASH島の無人島で山登りをする場面を体感してる感覚に陥ってくる。
道の隣は海だが当然ガードレールも無いので、落ちたら即死する可能性が高い
江戸時代の東海道の難所の「親知らず子知らず」の物語を思い出した
道中馬の背から帰る人と数回すれ違ったが、同時に両方向から進めないので道を譲ってもらうこともあった
海側に近づくにつれ、海岸が姿を見せはじめる
馬の背に到着！
松島湾や島々が一望でき、ここまで無事に来れて良かった！
8名ほど観光客が居た
馬の背の奥のエリアに行くには、めっちゃ細い道を進まなければいけない。落ちたら死ぬので行かなかった
ご夫婦で来てる方が悠々と笑いながら歩いていて凄いと思った
松島湾特有の波で削られた地形故、訪れるのが少々難しいからか馬の背はあまり知られていない。
それでも美しい景色を見ることが出来たので良かった
過酷な大自然を手軽に味わいたい時は、馬の背に来てみてはどうでしょうか。
