仙台の国宝 大崎八幡宮に行ってきました!
仙台市内の名所を度々訪れてきましたが、大崎八幡宮は一回も当ブログで取り上げていなかったな
10年ぶりに八幡宮に行くので、楽しみ
福祉大のキャンパスの目の前に立地している。
東北福祉大はスポーツの部活が盛んで、福祉大出身のスポーツ選手を多数輩出している。そういうイメージが個人的に強い
福祉大周辺は山沿いの地形。仙山線は山間部を走行する時間が長いけど、この辺りから坂や山が始まってくることを乗車中にも感じた
大崎八幡宮到着
正門とは反対側の入り口から境内に入った。大きな鳥居があり、格式の高さを入り口の時点で感じる
こちらの鳥居は近年設置されたものとのこと。木造の鳥居としては県内最大の大きさを誇る
年間を通して祭りがあるからか、祭りのやっていない時だったけど提灯が飾られていた
仙台名物の青い仙台だるまや、酒が奉納されておりこれだけ多くの物が奉納されていることからも、地元の人からとても愛されていることを感じた
長床
神輿が神輿殿から見えた
地元のスポーツクラブから奉納された大きな絵馬が飾られており、迫力がある
国宝の御社殿
現存する最古の権現造りとして国宝に認定。安土桃山時代建築を伝える貴重な建物
黒い社殿に金の装飾が瑞鳳殿のような雰囲気がある
参道は木々に覆われており、周囲のビルが境内から見えなくなるのでがらっと世界観が変わる
敷地の一部が仙台市の保存緑地になっている
住宅地の前まで緑地が広がっており、令和に中世の雰囲気を強く残している
江戸時代に政宗が作らせた四ツ谷用水が八幡宮の入り口の橋の下を通っていた
現代は埋められているので見ることが出来ない
梅雨の時期だったので、紫陽花が綺麗に咲いていた
紫陽花と民家の通路が合わさった下町感ある景色が綺麗だった
時間があったので、八幡宮近くにある竜宝寺に向かう
伊達家の祖朝宗にゆかりがあることから、伊達家の菩提寺となっている
その歴史からか政宗と一緒に仙台に移った後も、大きな土地を所有しており、大崎八幡宮も龍宝寺の土地に作られたそう
龍宝寺に向かう途中の坂道に水路跡があった
恐らく、四ツ谷用水の水路の一部か?
龍宝寺到着
伊達家の家紋が屋根に装飾されている。この家紋は源頼朝の奥州攻めに従軍した際に、伊達家が貰ったとされる由緒ある家紋
境内には複数の建物があり、外観も綺麗だった。寺院を維持するには、莫大な資金が必要だから伊達家の菩提寺だけでなく、地元に根付いていることが伺える
龍を模った像もあり、まるで中国の王朝の宮殿のような外観
はにわ
菩提寺ということもあり、仙台藩内の寺の中でも設備が充実しており、格式の高さを感じる
国の重要文化財に認定されている本尊の釈迦如来仏像は、公開されていなかったので観れなかった
八幡宮の入り口
帰りは八幡宮のある八幡町を歩きます
八幡宮と龍宝寺の門前町として、江戸時代から発展してきた八幡町
現在はマンションやスーパーマーケットなど、新しい建物の建設があり更に発展していくことが予想される
仙台城の石垣の石が道路に置いてあった。まるでポケモンのデオキシスをフォルムチェンジする隕石みたいなノリで、コンビニ感覚で設置されている
この周辺の職人たちが積み上げたことから、置いてあるとのこと
柿と思われる果物
仙台の街中でこんなに大きな果物の木を見るのは始めてかも
八幡町周辺には、チョコザップや東北大学病院があり、徒歩圏内である程度の生活が完結しそう
市役所からも近い距離なので、利便性が高いな